vdt症候群

VDT症候群の症状や原因

VDT症候群(Visual Display Terminal:ビジュアル ディスプレイ ターミナル の略)は別名(テクノストレス眼症)と呼ばれていますが、パソコンなどのディスプレイを長時間見て作業をする人に増えています。

vdt症候群イメージ

症状は主に3つに分類されます。

  1. 眼の症状… 目の痛み、ドライアイ、眼精疲労、視力低下、かすみ目 など
  2. 体の症状… 首痛、首肩こり、手のしびれ、腰痛 など
  3. 心の症状… 頭重、緊張型頭痛、不眠、イライラ、抑うつ、不安感 など

VDTについては、平成14年4月5日 厚生労働省が発表した
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について
をご参考にして下さい。

OA病と良く似ていますが、もっと範囲が広いようです。

VDT作業(ディスプレイとキーボードなどを利用した作業)を原因とし、眼の疲労を引きおこして上にあげた様々な症状を引き起こします。

整体の施術に訪れる患者さんを観察すると、隠れ斜視やストレートネックなどが同時に起こっていることがあります。

隠れ斜視

軽度の斜視(本人が気が付いていない場合が多い) のある人が眼鏡などで角度を矯正していない場合、長時間パソコンなどの画面を見ていると、眼球を動かす筋肉群(上直筋、下直筋、内側直筋、外側直筋、上斜筋、下斜筋)に持続的な筋緊張を強いられることになります。隠れ斜視それ自体は病気ではありませんが、 これにより、自律神経失調症などの症状も起こりやすくなると考えられます。

ストレートネック

VDT作業自体が持続的なうつむき作業になっているので、『首がまっすぐ』という首の歪みにつながります。

パソコン作業をして眼が疲れると市販の目薬を点す方も多いと思いますが、自己流で目薬を使うとかえって充血や疲れ目を引き起こしてしまうこともあるので眼科医の診療をきちんと受けるようにしましょう。

 
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